珍しく、映画が見たいと思い、梅田に行ってきました。パニック障害のある私には、あの暗がりは、決して、気分のいいものではありませんが、今回は、どうしても、「宇宙戦艦ヤマトの実写版」が見たかったので、がんばってきました。
昭和49年の秋から、日曜の夜7時半になると、目をさらのようにして、晩ごはんも、ろくに食べず、おこられながらも、リアルタイムで見ていた。
機動戦士ガンダムもそうであったように、その当時の宇宙ものの特色は、勧善懲悪もので、ヤマトでは、デスラー総統率いる、ガミラス星人は、地球滅亡の張本人として、描かれている。最後は、その悪も、地球人により、滅亡させられた。
この実写版のストーリーは、TVのヤマトの路線こそ、外しはしないが、時間の制約上、かなり、はしょっている。はるか、かなたの大マゼラン星雲にあるのは、ガミラス星だけだった。TVは、地球を救うために、コスモクーリーナーDを、無償提供してくれる、女王スターシャのいる、イスカンダル星とガミラス星は、双子星で、互いに、ぐるぐる回りながら、公転する天体だ。しかし、宇宙での戦闘シーンは、TVでは味わえないリアルさがある。唯一の生存スペースが、戦艦の中だけで、まさに、宇宙にほうりだされると、生きてはいけない。
ただ、古代進役に、木村拓也、森雪に、黒木メイサというキャスティングに、不満があるわけではないが、(沖田艦長の山崎努、徳川機関長に西田敏行は、残念だった。)もう少し、原作、ストーリーを大事にしてほしかった。まあ、波動砲のシーンは、忠実に再現されていたので、良しとしておこう。 「波動砲発射10秒前、対ショック対閃光防御」なんて、やれるものなら、私がしたい。
あまり、オタクなどと、言われないほうだが、今回は、ヤバイかもしれない。
しかし、14万8千光年先の銀河へ行き帰ってくる冒険SFは、日々、現実のなかで生きる私たちに、ある種の開放感を与えてくれる。