蒸し暑い日が続きます。本格的な雨も降らず、台風もやってこない。はてさて水不足が心配です。
先日所用で久しぶりに京都にいきました。せっかくの京都のなので、いろいろ予定を入れて楽しんできましたが、やはり盆地のせいか大阪より暑く感じました。
京都の7月は、例年祇園祭で騒がしい。とはいえ、だんじりを猛スピードで駆け引く勇壮さはない。静々と通りを引き歩く優雅さは、5月の葵祭り、10月の時代祭とともに、京都の奥ゆかしさが伝わってくる。
この14日の夜から、歩行者天国となっており、道幅の広い四条通りのド真ん中を歩いていると、遠くに提灯で飾られた山鉾が見えてきた。
コン チキ チン・・頭上から聞こえるこのリズムは、なんと歴史的な響きであろう。笛、太鼓、鈴と三つの楽器からなる音楽は、京の夏の風物詩である。
道幅いっぱいに、鉾を立て、その脇を申し訳なさそうに、通らせていただく。鉾の前には、家内安全、無病息災などと書かれた、ちまきが売られていた。
大きな通りでは、人も多く、ゆっくり祭りを味わうことができない。こうした時は、私は、山鉾エリアから、少し離れて、遠くにコンチキチンと祇園囃子で聞こえ、ときおり、浴衣姿の人が前を通るぐらいの、やや薄暗い、細い通りに座り込み、右手に缶ビール、左手にじゃこ天を持ち、過ぎて行く夏の京都を楽しむのである。