日常の生活の中で、験を担ぐ(げんをかつぐ)ということを、ほとんどしないけれど、なにか、せっぱつまったものがあると、なぜだか、気にすることがある。
何年か前に、宅建試験に受験した年、その年は天満橋の学校に夜、通っていた。授業中に、ドンドンと花火の音がした。近隣でやっていると聞き、その日は早退して、見に行った。夜空に上がる花火がきれいだったことだけ、覚えているのだが、試験結果は合格であった。
こうしたこともあり、験を担ぎに、同じように学校の帰りによってみたのである。(↓借り物)
祭りは、生きるエネルギーの爆発というか、ぶつかりというか、とにかく熱いものである。
しかし大阪では、あまり大規模で、激しい祭りはない。小さな町の単位で独自の祭りを発展させてきたかもしれない。泉州では、だんじり祭りがあり、河内は輪になって踊る。
おそらく、摂津、河内、泉州の三国が統合されて、できた地域だけに、京都のように、まとまった祭りにはならなかったようだ。そうした中で、この天神祭はその歴史、格式において、他にはない。
(↓↓3枚は実写)
天神祭は、ご存知、菅原道真公を祭る天満宮の祭りである。901年福岡の大宰府の次官として任官したが、都の権力闘争に敗退しての左遷であった。
翌々年には、その恨み節である 「東風吹かば匂いおこせよ梅の花 主なしとて春な忘れそ」を歌って、かの地で死去している。その彼を祭神として拝んでいるのが、天満宮なのである。彼の死去、50年ほど経って、この祭りの原型となる、神鉾流しの神事が始まり、今の天神祭に引き継がれた。
この日は、どうしようもない蒸し暑さで、薄暗い通りに下が見えないほどの人人人・・・であった。
船渡御の夜は、花火が上がる。大阪では、この花火の打ち上げが夏祭りの始まりだ。
もはや、ビルの谷間にしか見えない花火を一見して、汗拭きながら、帰宅した。今年の試験も合格するにちがいない。。。。。