いよいよ長雨の季節、梅雨入りとなりました。
この梅雨は、上空の偏西風(ジェット気流)がヒマラヤ山脈にあたり、分流して日本の北海道あたりと南西諸島に流れ、その間に前線が通過すると、この風の壁にさえぎられ、長く停滞する気象現象です。しかしこの長雨はそれなりに、私たちの心に新たな風情というものを生み出してくれる。 
昨日、大阪市立城北公園の花菖蒲園に行ってきました。
3年ぶりの訪問となったが、この花菖蒲は雨の似合う、まさに梅雨時に彩り際立つ水生植物である。この公園自体は昭和9年の開園だが、菖蒲園は39年からで多くの市民に愛されている。また、淀川の堤防際に作られているためか、水量は豊富だ。
ひとつひとつの花を見ると、不思議な形をしているが、群生でみると和的な美というか、その清楚さが心を打つ。家庭園芸で育てることが難しいので、こうした広々とした園地で育てていただくと、ありがたい。
白や紫、絞りと花の色は多様だが、蒸し暑い時期には、すがすがしい涼感が漂う。また、雨に煙立つ菖蒲園は、まことに美しい。
